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小松純也講師/特別授業後
直撃インタビュー

「おもしろがる心」を「おもしろがる気持ち」を持ち続けられるかどうか?

小松純也講師インタビュー

台本添削講義お疲れ様でした。有難うございました。

Q.全五回の講義行って頂きましたが、率直な感想いかがでしたか?

おもしろい発想の生徒が多く私自身も楽しかったです。ネタを書きだした若いころを思い出しました。設定思いついたら先ずは書いてみる作業とか・・・

Q.小松さんがネタを書きだしたきっかけは?

劇団に入って劇団員として活動していたんですけど、当時劇団員がラジオ番組を持っていてラジオコントを書くという流れになり自作・自演でやったんですよ。それが最初ですね。当時18歳です。そこからラジオドラマやラジオコント・TVの映像コント等を書く機会が増えていきました。

Q.ネタを書く上で重要視していることはありますか?

他の人とは違うモノを書かなきゃいけないという強い気持ちはあります。月並みじゃないモノとは思うのですが、決して自分本位にならないようお客様本位で出来るだけ滑らかに、できるだけ端正に書くという事。無駄な言葉は使わないとか、どれだけ短いセンテンスで言葉少なく作れるかっていうところは凄く拘ります。

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Q.表現者によって台本の書き方の変化はあるのでしょうか?

それぞれの感性を何度もすり合わせることが大事だと思います。表現者が面白いと思う事をまずは理解できなければいけませんからね。

Q.これまで数々のヒット番組等経歴を拝見し「巡り合わせ」や「強い縁」を感じるのですが、この業界を生き抜く為の小松流処世術等ありますでしょうか?

気持ちのいい成功体験をご一緒しているかという事が全てだと思います。

Q.長年業界の第一線で走ってこられた中でやりがいを感じる時はどんな時ですか?

「やりがい」ってなると自分の作ったモノで人が笑っている時ですかね。

特にライブとかでは感じますね。皆が一斉に笑っている時っていうのは心が一つになっているというか、こっちが想定したことにお客さんが合意してくれているから「笑い」に繋がっている訳で、お客様とのコミュニケーションがすごく成り立っている感覚ですね。こちらがかなり変な玉を投げているんですが、それをお客さんが確りキャッチして頂いている感覚。結局通じ合っているっていう喜びが、やりがいに繋がっているのかもしれません。

番組構成作家という事で言うとTVの世界では企画を書くという点でフォーマットを創ることがメンイで台本を書くという事とは違うんですけど、実はコントを書いていると色んな力学が分かるのでフリがあってオチがあってフォローがあってみたいなことは、実はTVでも芝居でも同じ作業でどういう脈略を作ってどう転がしていくかの作業ですから変わらないんですよね。

TVのフォーマットのフレームを考えるときはお客さんの視聴体験をどうやってデザインしていくという事なので結局やっていることは同じですよね。

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Q.学生で一番多くある質問ですが、どうやったら面白いネタがかけるようになりますか?

「おもしろがる心」を「おもしろがる気持ち」を持ち続けられるかどうかが大事だと思います。あとは世の中をどれだけフラットに観ることができるか?

自分の好みの思考はあって良いのですが、自分が何者かっていう事は決めつけないことが大事です。自分でこういう人間だと決めつけてモノを見てしまうと本来面白いモノを見過ごしてしまう事が沢山あると思うんです。自分が何者かっていうコトを決めつけずに世の中をフラットにどう観るかってことが大事です。

嬉しいことを素直にうれしいと思う気持ち
参ったなって思う時は真剣に困るというような事が重要だと思います。

そういうフラットなコトの中に沢山の人との共感のスイッチがあるという事になってくると思うんです。感覚的には世の中で一番普通の人間であることを目指し目の前にあるものを一番真っ直ぐに正直に捉えるという事が大事になるのだと思います。

俺は良い学校を出ているから「これはこうじゃないとダメ」とか
俺は笑いに詳しいから「これは笑えない」等・・決めつけない事が大事だと思います。

これは特に若者にありがちな作業だと思うんですけど外から自分がどうみられるかってことはすごく気にはなるんですよ。かっこわるいとか・・若い頃僕もそうでした。大事なのは余計な概念・知識を持たない入れないこと。素直な自分でいることが実は大事なことなんだと思います。

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最後にこの業界を目指している方々へメッセージお願い致します。

自分を表現するっていうことが仕事になるという世界。大変ですが、うまくいけば素晴らしいことです。幸せなことだと思います。
この業界はそのチャンスがあるということです。

本日は講義、インタビュー有難うございました。

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